クレジットカード払いの売上や、サービス業の収益。2級で押さえておきたい期中取引の周辺論点を整理します。
先生、クレジットカードで商品を売ったとき、お店にはすぐお金が入らないんですよね?
そうなの。
カード会社を通すから、あとで入金されるの。
この請求権がクレジット売掛金よ。
ふつうの売掛金と分けて記帳するわ。
カード会社には手数料を払います。
売上の一部が『支払手数料』として引かれるので、クレジット売掛金は手数料を差し引いた純額で計上するのが一般的です。
たとえば10,000円の売上で手数料が2%なら?
手数料は200円ね。
仕訳は『クレジット売掛金9,800/支払手数料200/売上10,000』。
あとでカード会社から9,800円が入金されるわ。
うぅ〜ん…サービス業の収益っていうのは、また別の話ですかぁ?
そうね。
モノを売らずにサービスを提供する会社は、売上の代わりに『役務収益』、その原価を『役務原価』で処理するの。
サービス提供前に受け取った代金は『前受金』、提供に先立って発生した費用は『仕掛品』などで一時計上し、提供が完了した時点で役務収益・役務原価に振り替えます。
モノがない代わりに、サービスを提供したタイミングで収益にするんだね!
その通り。
クレジット売掛金も役務収益も、2級の期中取引としてよく問われるから押さえておいてね。
確認クイズ
クレジット売掛金に関する説明として正しいものはどれか。
- クレジット売掛金は手数料を含めた総額で計上する
- カード会社への手数料は支払手数料として処理し、純額で計上するのが一般的
- クレジット売掛金はふつうの売掛金と同じ勘定で処理する
- クレジット払いの売上には手数料は発生しない
こたえを見る
正解: 2. カード会社への手数料は支払手数料として処理し、純額で計上するのが一般的
カード会社への手数料は支払手数料として処理し、純額で計上が正解。選択肢1は手数料を差し引く、選択肢3は別勘定で処理する、選択肢4は手数料が発生する。