3級から2級へ 商業簿記と工業簿記の全体像

2級で何が増えるのか、商業簿記と工業簿記の違いと試験構成を最初に俯瞰します。

いよいよ日商簿記2級のスタートです。3級との違いを押さえ、これから学ぶ商業簿記の全体像をつかみましょう。

高梨 ひまり(普段) 高梨 ひまり

先生!
2級って3級と何がそんなに違うの?
また仕訳を覚えるだけ?

橘 美咲 先生(笑顔) 橘 美咲 先生

基本のルールは3級と同じよ。
でも2級は扱う会社の規模が大きくなって、論点がぐっと増えるの。
しかも工業簿記という新しい分野も加わるわ。

佐倉 葵(普段) 佐倉 葵

商業簿記だけでも、その他有価証券や税効果会計、連結財務諸表など、3級には無かった論点が並びますね。

星野 ひな(びっくり) 星野 ひな

うぅ〜ん…なんだか難しそうな言葉がいっぱいですねぇ。

橘 美咲 先生(笑顔) 橘 美咲 先生

大丈夫。
どれも一つずつ会話でほぐしていくから安心して。
まず商業簿記は『会社の外との取引』を記録する簿記、と考えてね。

高梨 ひまり(普段) 高梨 ひまり

外との取引?

橘 美咲 先生(普段) 橘 美咲 先生

商品を売ったり、お金を借りたり、株を発行したり。
会社の外部とのやり取りを記録するのが商業簿記。
一方で工業簿記は『工場の中でモノを作る原価』を計算するの。

佐倉 葵(普段) 佐倉 葵

整理すると、2級=商業簿記(60点)+工業簿記(40点)。
試験は大問5題・90分で、70点以上が合格です。

星野 ひな(普段) 星野 ひな

工業簿記は40点ぶんもあるんですねぇ。

橘 美咲 先生(笑顔) 橘 美咲 先生

そう。
しかも工業簿記は満点を狙いやすいから、ここを得点源にするのが合格のコツよ。
まずは商業簿記の期中取引から固めていきましょう。

高梨 ひまり(笑い) 高梨 ひまり

よし、商業簿記からやっつけるぞ〜!

確認クイズ

日商簿記2級の説明として正しいものはどれか。

  1. 商業簿記のみが出題され、工業簿記は含まれない
  2. 試験は大問3題・60分で実施される
  3. 商業簿記60点・工業簿記40点の配点で、70点以上が合格である
  4. 3級と出題範囲はまったく同じである
こたえを見る

正解: 3. 商業簿記60点・工業簿記40点の配点で、70点以上が合格である

2級は商業簿記60点+工業簿記40点で、70点以上が合格が正解。選択肢1は工業簿記も出題される。選択肢2は大問5題・90分。選択肢4は2級で論点が大きく増える。

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