いよいよ決算です。3級で学んだ決算整理を復習しつつ、2級で新しく加わる整理項目の全体像をつかみましょう。
先生、決算整理って3級でもやったよね?
2級でも同じことをやるの?
基本は同じよ。決算整理は、期中の記録を正しい期末残高に直す手続きね。
まず3級の項目を思い出しましょう。
3級の決算整理は、売上原価の算定、貸倒引当金の設定、減価償却、費用・収益の見越し繰延べ、現金過不足の整理、消耗品の処理などですね。
うぅ〜ん…けっこうたくさんありましたねぇ。
2級ではさらに増えるんですかぁ?
そうなの。
2級では有価証券の評価替えや、賞与・退職給付などの各種引当金、そして税効果会計などが加わるわ。
税効果会計って、なんか難しそうな名前だね!
名前は難しそうでも、会計の利益と税金の計算のズレを調整するもの、と考えれば大丈夫。
詳しくは別の記事でじっくりやりましょう。
他にも、外貨建て債権債務の換算替えや、満期保有目的債券の償却原価法なども決算整理で登場します。
期中で学んだ論点が決算でまとめて問われるのです。
期中で習ったことが、決算でもう一度出てくるんですねぇ。
その通り。
決算整理は『期中に習った論点の総復習』でもあるの。
一つずつ整理仕訳を積み上げれば、精算表も財務諸表も作れるようになるわ。
よし、決算整理をぜんぶ制覇するぞ〜!
確認クイズ
2級で新しく加わる決算整理項目として正しいものはどれか。
- 売上原価の算定
- 貸倒引当金の設定
- その他有価証券の評価差額の計上
- 減価償却費の計上
こたえを見る
正解: 3. その他有価証券の評価差額の計上
その他有価証券の評価差額の計上は2級で加わる決算整理が正解。選択肢1・2・4はいずれも3級から学ぶ決算整理項目で、2級で新たに加わるものではない。