ひとくちに『原価』といっても、いろいろな切り口で分類できます。2級で必ず問われる分類の基本を整理しましょう。
先生、原価っていろんな種類があるって聞いたんですけど、どう分けるんですかぁ?
切り口がいくつかあるの。
まず、製品を作るためにかかった原価が製造原価よ。
反対に、製造と関係ない支出は非原価項目として原価には入れないわ。
たとえば借入金の支払利息は製造とは無関係なので非原価項目です。
製造原価に混ぜないよう注意が必要ですね。
なるほど。
じゃあ製造原価の中はどう分けるの?
2つの切り口があるの。
1つは製品との結びつきで分ける方法。
特定の製品に直接ひもづけられる直接費と、複数製品に共通してかかる間接費ね。
うぅ〜ん…もう1つの切り口は?
発生の形態で分ける方法よ。材料費、労務費、経費の3つ。
これを製造原価の3要素というの。
整理すると、形態別分類の材料費・労務費・経費が3要素、製品との関連での分類が直接費・間接費です。
両方を組み合わせて、直接材料費・間接材料費のように呼びます。
要は、何にかかったか(3要素)と、どの製品にひもづくか(直接・間接)の2軸で見るってこと?
その通り!
2つの軸を掛け合わせるのがコツよ。
非原価項目を混ぜないことも忘れないでね。
確認クイズ
原価の分類に関する説明として正しいものはどれか。
- 支払利息は製造原価に含める
- 製造原価の3要素は材料費・労務費・経費である
- 直接費と間接費の区別は原価の形態による分類である
- 非原価項目も仕掛品に集計する
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正解: 2. 製造原価の3要素は材料費・労務費・経費である
製造原価の3要素は材料費・労務費・経費が正解。選択肢1の支払利息は非原価項目。選択肢3の直接・間接は製品との関連による分類(形態別は材料費・労務費・経費)。選択肢4の非原価項目は仕掛品に含めない。