支店を持つ会社では、支店にも独立した帳簿を持たせることがあります。本店と支店をつなぐ勘定の仕組みから学びましょう。
先生、会社に支店があると、帳簿ってどうなるんですかぁ?
本店とまとめて1冊?
2級では、支店にも独立した帳簿を持たせる支店独立会計制度を学ぶの。
本店と支店がそれぞれ帳簿を持つのよ。
別々の帳簿?
でも同じ会社なのに、お金のやり取りはどう記録するの?
そこで登場するのが特別な勘定なの。
本店の帳簿には支店勘定を、支店の帳簿には本店勘定を設けるの。
この2つは相手を映し合う関係にあり、照合勘定と呼ばれます。
本店の支店勘定の残高と、支店の本店勘定の残高は、貸借逆で必ず一致します。
うぅ〜ん…映し合うって、どういうことですかぁ?
たとえば本店が支店に現金1,000円を送ったとするわね。
本店は『支店1,000/現金1,000』、支店は『現金1,000/本店1,000』と仕訳するの。
本店では支店勘定が借方に1,000、支店では本店勘定が貸方に1,000…確かに逆で同じ額だ!
支店勘定は本店から見た支店への投資、本店勘定は支店から見た元手にあたります。
会社全体の財務諸表を作るときには、この2つを相殺して消去します。
その相殺は次のステップね。
まずは『支店勘定と本店勘定は必ず貸借逆で一致する』というルールをしっかり覚えておいて。
本店と支店で鏡みたいな関係なんですねぇ。
イメージできましたぁ。
確認クイズ
本支店会計における支店勘定と本店勘定の関係として正しいものはどれか。
- 支店勘定と本店勘定はそれぞれ独立し、残高は無関係である
- 支店勘定と本店勘定の残高は、貸借逆で必ず一致する
- 支店勘定は支店の帳簿に、本店勘定は本店の帳簿に設ける
- 両勘定はともに費用として損益計算書に計上する
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正解: 2. 支店勘定と本店勘定の残高は、貸借逆で必ず一致する
支店勘定と本店勘定の残高は貸借逆で必ず一致するのが正解。互いを映し合う照合勘定である。選択肢1は無関係ではなく連動する。選択肢3は帳簿が逆で、支店勘定は本店の帳簿に設ける。選択肢4は費用ではなく貸借の照合勘定である。