貸借対照表は会社の財政状態を表す表です。2級では資産・負債を流動と固定に区分し、決まった順序で並べます。
先生、貸借対照表って、資産と負債と純資産を書く表ですよね?
2級では何が変わるんですかぁ?
基本は同じよ。
ただ2級では、資産と負債を流動・固定の区分に分けて、決まった順番で並べるのが大切になるの。
資産は流動資産と固定資産に分かれます。
固定資産はさらに有形固定資産・無形固定資産・投資その他の資産に区分されますね。
流動と固定って、どこで線を引くの?
目安は一年基準ね。
決算日の翌日から1年以内に現金化したり支払ったりするものが流動、それを超えるものが固定よ。
うぅ〜ん…でも売掛金は1年を超えても流動資産って聞きましたぁ?
鋭いわね。
売掛金や買掛金など本業の営業取引から生じるものは、期間に関係なく流動に入れる『正常営業循環基準』が優先されるの。
まず営業循環、次に一年基準、と考えて。
負債も同じく流動負債と固定負債に区分します。
純資産は株主資本を中心に、資本金・資本剰余金・利益剰余金などを並べます。
並べる順番も決まってるの?
そうなの。
資産は流動資産が上、固定資産が下。
負債も流動負債が上、固定負債が下。
純資産はその下に並べるのが報告式の基本ね。
区分と並べる順番をセットで覚えるとよさそうですねぇ。
確認クイズ
報告式の貸借対照表に関する説明として正しいものはどれか。
- 資産は固定資産を上に、流動資産を下に配列する
- 資産・負債は流動と固定に区分し、流動を上に配列する
- 売掛金は1年を超えると必ず固定資産に区分する
- 純資産は流動負債と固定負債の間に配列する
こたえを見る
正解: 2. 資産・負債は流動と固定に区分し、流動を上に配列する
資産・負債は流動と固定に区分し、流動を上に配列するが正解。選択肢1は流動資産が上。選択肢3は売掛金は営業循環基準で流動に入る。選択肢4は純資産は負債の下に配列する。